2019年レビュー U-12 ベースボールワールドカップ U-12大会誘致のために建設した新球場でホームチームのチャイニーズタイペイがChenのヒットで勝利
チャイニーズタイペイの先発投手Chen Kai Shengが投打の活躍で勝利に貢献した。決勝では投げてはわずか3被安打、0四球、打っては犠牲フライで得点し、ソロ本塁打も放って日本を4対0で完封しWBSC U-12 ベースボールワールドカップ優勝に輝いた。U-12 ベースボールワールドカップ開催のために8月建設されたアジア太平洋国際野球訓練センターで行われた決勝は8000席のチケットが完売した。
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3回表、12歳のChenがシングルを放ち、冒頭とゴロアウトで三塁に到達すると、ショートのYeh Hung Jenが放ったセンターへの犠牲フライで得点した。6回表にはChenがリリーフ林 京乃佑の投げた一球目を捉えソロ本塁打を放った。
「いい球を待っていたので打てました。」とマウンドでも5イングを投球したChenは語った。チャイニーズタイペイのU12の優勝**は2011年の大会に続く2度目。「2年前に野球を始めたのでこれが最初の大会になりました。」と加えた。
Chenはこの大会のMVPに選ばれ、さらにオールワールドチーム(ベストナイン)にも選ばれた。同じくチャイニーズタイペイからはHuang Tien-Szu (三塁手) と Chiang Tsung Chun (左野手)が選ばれた。
台湾の蔡 英文総統も自身のツィッターアカウントを通して優勝のお祝いコメントを送った。
Congratulations to our team for the @WBSC U-12 Baseball World Cup championship victory! These young athletes train year in & year out, rain or shine, & it is wonderful to see all their hard work pay off. Go Taiwan!
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) August 4, 2019
(照片由中華民國棒球協會提供) pic.twitter.com/zK2foHuJeT
WBSC U-12 ベースボールワールドカップではチャイニーズタイペイのチーム選手たちが決勝直前に行なったある行動が大きな話題となった。それはチャイニーズタイペイの選手たちがホームプレートに集まりダンスを披露したのだ。これは台湾中のメディアやSNSで話題となった。
ニュージーランドでは自らの力を鼓舞し、相手チームを威嚇するためハカダンスを踊ることが伝統となっているが、このチャイニーズタイペイの踊りも威嚇というより鼓舞する意味合いが強かったようだ。
チャイニーズタイペイ U-12 のKuo-Chiang Lee監督はチームの団結を強め士気を高めるためにこの舞踊の練習をさせていたという。
決勝の模様は台湾最大手のスポーツ専門放送局で2000万人の視聴者を誇るVideolandが中継した。チャイニーズタイペイの選手たちは見事宿敵日本を4対0で完封して勝利しダンスだけでなく試合でも視聴者の大きな期待に応えることができた。
決勝の前に行われた3位決定戦ではキューバが韓国を破った。先発投手Alejandro Prietoが自己最速の時速125キロを記録した。
WBSC U-12 ベースボールワールドカップ2019ではフィジーがベースボールワールドカップデビューを飾った。8位試合全て黒星に終わったが、その経験は何ものにも代え難い大きな価値あるものとなった。
「フィジーの人には世界で野球がいかに人気があるか知りません。こうして世界舞台で戦うことで子供達も自覚するでしょう。この経験がフィジーの野球発展に良い影響を与えることができればと思います」とフィジーのInoke Niubalavu監督は語った。
「フィジーでは学校に野球を紹介しようとしています。」と300余りの群島に野球を発展することは大きな挑戦だとNiubalavu監督は言う。「まずは8つの島で始めました、それからまた別の8つの島にも紹介します。時間がかかりますが、少しずつ広がっています、できればこの U-12 ワールドカップに出場した子供達の誰かがプロ野球選手に育ってくれればと願います。そうすれば一気に人気も広がるでしょう」と加えた。
他の主要競技ではこの年齢カテゴリーの世界大会は存在していないため、2年ごとに行われるWBSC U-12 ベースボールワールドカップは極めて画期的な大会である。
WBSCリッカルド・フラッカーリ会長は2019年大会を振り返り、「世界の野球人口3000万人が12歳以下の子供達であることを考えると、これは本当にレベルの高いユースカテゴリーの大会だと思います」と語った。
中華民国棒球協会と台湾市もWBSC U-12 ベースボールワールドカップは主要大会である考え、台湾市は2019年、2021年、2023年、2025年、2027年の5大会を誘致するため、1億3000万USドルを投資して台湾アジア太平洋国際野球訓練センターを新たに建設した。
** これまでWBSC U-12ベースボールワールドカップ は5回行われ、うちアメリカが3度、チャイニーズタイペイが2度優勝に輝いている。
カテゴリー: U-12 野球ワールドカップ , レビュー , 野球
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