上野由岐子 「1年でも長く選手をやっていきたい」
日本女子ソフトボール代表の伝説的投手で3度の五輪でメダルを獲得している上野由岐子が、群馬県高崎市で報道陣の取材に応じ来季も現役を続ける意向を明らかにした。
「大きなけがをしたり、投げられなくならない限り、プレーを続けたいという気持ちは変わりません。1年でも長く続けたいと思っています」と、43歳の上野は語った。
JDリーグのビックカメラ高崎で25年目となった今季、上野は4月に通算250勝、10月には通算2500奪三振を達成し記録を更新し続けた。シーズン後半からは主戦投手としてフル稼働し、7年ぶりにシーズン2桁勝利にも到達した。
「正直、こんなに投げられるとは思っていなかった。去年は(シーズンを終え)自宅に戻ってきて2、3日後にはトレーニングに行っていたけど、今年は休みたいという気持ちが大きかったかな。逆にそれだけ頑張れたんだなと思います」と話した。
11月16日のJDリーグ決勝(対トヨタ)では4失点し、ビックカメラ高崎は準優勝となった。試合後、上野は来季について「自分の感情がこの後、どう動くかにゆだねている。自分の心とも相談しながら来季を決めていきたい」と語った。
その1週間後、上野はこう語った。「結果(連投の決勝で)打たれちゃってまだまだだなと。この年で、このコンディションで連投するためには何が必要なのか。どういうトレーニングを入れていかないといけないのか、何を変えて行かないのかと逆に気づかせてもらった」
「若い選手が出てくるのにこしたことはないけど、選手である以上、期待に応えられる選手でいたいなとは思っています」とも語った。
11月22日には、高崎市のグラウンドで4回目となる「ウエノラボ2025 supported by ミズノ」が行われ、中学生から大学生までの投手を指導した。現役を続ける一方で、少なくとも年に1度は自分の経験を次の世代へ伝える場をつくることを大切にしている。変化球、考え方、配球など、これまでの歩みをもとにさまざまなテーマを教えた。
「いい投手が多いなと感じました。ソフトボールがうまくなるためにもっともっと上のレベルでプレーしていきたいという希望や夢、そういう感情が芽生えてくれるとうれしいな」と話した。
カテゴリー: Women's Softball , アジア , ソフトボール , 女子ソフトボールワールドカップ
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