WBSCがインテグリティ・フレームワークを強化 2つの新たな方針を発表
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、倫理性、公平性、透明性への世界的なコミットメントを補強する2つの柱となる文書「WBSC人権方針(Human Rights Policy)」および「WBSC汚職防止方針(WBSC Anti-Corruption Policy)」を発表した。
より包括的な「WBSCインテグリティ・コード」の一環として、これらの方針は、野球・ソフトボール界全体の適切な組織統治と責任ある行動における新たな基準を打ち立てるもの。これにより、WBSCは国際的に認められた基準へと準拠し、世界中における競技の社会的影響力を強化する。
WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は、 「これらの方針はWBSCの中核となる価値観を反映したものであり、あらゆる活動において参加者を保護し、公平性を促進し、最高水準の倫理を維持するという我々の義務をより強固にするものです。私たちは人権を尊重し、腐敗と闘うことで、野球/ソフトボール界全体に利益をもたらす信頼と尊敬の文化を推進しています。」と述べた。
今回新たに発表された人権方針(2026年1月21日発効)は、国際的に認められた人権の尊重と保護へのコミットメントを明確に示すものである。「世界人権宣言」や「ビジネスと人権に関する国連指導原則」などの国際的枠組みに基づく本方針の概要は、以下のとおり。
- WBSC はあらゆる形態の差別に反対する立場を堅持し、スポーツ界全体に包括性、多様性、男女平等が根付くことを保証する。
- アスリート、スタッフ、ボランティア、参加者、ファンを嫌がらせ、虐待、危険な環境から守ることを約束する。
- 加盟連盟、イベント主催者、パートナーに対し、ポリシーの原則に沿って人権を擁護するための期待を概説する。
- アスリートの幸福、労働者の権利、イベントでの安全を促進し、人権を戦略と運営の枠組みに組み込む WBSC の役割を強調する。
一方、同じく2026年1月21日から施行される汚職防止方針は、スポーツ界における汚職行為に対するWBSCの断固たる姿勢を示している。
委ねられた権力の乱用や非倫理的な行為に対抗するために設計されたこの指針は以下の通り。
- 適用範囲: 加盟連盟、役員、競技参加者、大会主催者、および第三者を含む、すべてのWBSC関係者に適用される。
- 禁止事項と目的: あらゆる形態の腐敗行為を禁止し、世界中の野球・ソフトボールコミュニティにおける透明性、説明責任、および倫理的行動の文化を醸成・強化する。
- メカニズムとサポート: 汚職リスクの予防、報告、管理のためのメカニズムを概説するとともに、機密性の高い報告ツールや教育プログラムによる支援体制を整えている。
厳格な対処: 違反行為に対しては、適用される懲戒規定および法的枠組みに従い、厳正に対処することを再確認する。
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