ドミニカ共和国が2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得、WBC準決勝でアメリカと対戦へ
13/03/2026 1 記事を読む目安時間

ドミニカ共和国が2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得、WBC準決勝でアメリカと対戦へ

ドミニカ共和国は、予選を通してロサンゼルス2028五輪への出場権を獲得した最初のチームとなり、開催国アメリカとともに、ドジャー・スタジアムで行われる6チームによるオリンピック野球競技に参加することになった。

ドミニカ共和国は、韓国に7回10-0でコールド勝利し、ワールド・ベースボール・クラシックの準決勝進出を決めた。準決勝では、カナダを5-3で破ったアメリカ合衆国と対戦する。試合はマイアミの現地時間で日曜日の20時に行われる予定。

ドミニカ共和国は、予選を通じて2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得した最初のチームとなり、開催国アメリカとともに、ドジャー・スタジアムで行われる6チームによるオリンピック野球競技に参加することになった。

ドミニカ共和国(世界ランク12位)は、準々決勝での韓国戦に勝利し準決勝へ駒を進めたことで、WBCにおける米大陸の上位2チーム(既に出場が決まっているアメリカを除く)に与えられるLA28の切符2枚のうち1枚を手にした。

**ドミニカ共和国の勝率(5勝0敗)は現在勝ち残っているアメリカ大陸の他の2チームであるプエルトリコ(3勝1敗)およびベネズエラ(3勝1敗)を上回っている。そのため、ドミニカ共和国が今後どれほど悪い結果になって「準決勝敗退」したとして、さらに仮にプエルトリコとベネズエラの両チームが準決勝に進出したとしても、準決勝で両チームが対決して敗退したチームの最終成績はドミニカ共和国より勝率が下回ることになる。**

2028年ロサンゼルス大会は、ドミニカ共和国代表にとって1992年バルセロナ大会、2020年東京大会に続く3度目のオリンピック出場となる。同国は野球でオリンピックメダルを獲得したことのある7カ国のうちの一つであり、横浜スタジアムで開催された東京2020大会では銅メダルに輝いた。この銅メダル決定戦でドミニカ共和国は韓国を10-6で破り同国の団体競技史上初となるメダルを獲得した。

外野手のフリオ・ロドリゲスは、東京2020大会のメンバーの中で唯一今回のWBCに参加している。ロドリゲスはオリンピック本大会の6試合で、打率.417、本塁打1本、4打点、二塁打2本の成績。

アメリカ陸からロス五輪の出場権を得る2番目のチームは、ワールド・ベースボール・クラシック終了時点での成績が最も上位であるプエルトリコ、ベネズエラ、カナダのいずれかの国となる。プエルトリコとベネズエラは、それぞれイタリア、日本との準々決勝を土曜日に戦う予定。

また、WBSC プレミア12 2027では、アジア勢の最上位チームと、ヨーロッパまたはオセアニア勢の最上位チームにオリンピック出場権が与えられる。

そしてオリンピック出場の最後の1枠は、遅くとも2028年3月までに開催される最終予選によって決定される。

**WBCの順位決定基準(優先順位順)

  1. 勝率: 大会で実施された全試合を対象
  2. 直接対決の成績: 同率で並んだ全チーム間の対戦結果(該当する場合)
  3. 1アウトあたりの失点数: 大会で実施された全試合における「総失点 ÷ 守備での総アウト数」
  4. 1アウトあたりの自責点数: 大会で実施された全試合における「総自責点 ÷ 守備での総アウト数」
  5. チーム打率: 大会全試合の通算成績

ワールドベースボールクラシック8日目

韓国-ドミニカ共和国0-10スコア
アメリカ-カナダ5-3スコア

準々決勝

ドミニカ共和国‐韓国 10‐0

ドミニカ共和国は、韓国を7回10-0でコールド勝利し、2026年ワールド・ベースボール・クラシック最初の準決勝進出チームとなった。

ドミニカ共和国は2回裏、3得点の猛攻で先制。ジュニオール・カミネロの二塁打でブラディミール・ゲレーロ・ジュニアが本塁への見事なヘッドスライディングで生還し、ドミニカ共和国が1-0とリードを奪った。その後、カミネロもフリオ・ロドリゲスのショートゴロの間に生還。さらにフェルナンド・タティス・ジュニアがタイムリーヒットを放ち、3点目を追加した。

その1イニング後、ドミニカ共和国はさらに4点を追加。ゲレーロ・ジュニアのタイムリー二塁打、マニー・マチャドの2点タイムリーヒット、そしてタティス・ジュニアの押し出し四球によってリードを広げた。

7回裏、オースティン・ウェルズがマチャドとロドリゲスを塁に置いた状態で3ランホームランを放ち、10点差でコールド勝利が決まった。

勝利投手はクリストファー・サンチェス。ラ・ロマーナ出身で2024年のMLBオールスターにも選出されたサンチェスは、5回を投げて2安打1四球、8奪三振、無失点の好投。リリーフのアルバート・アブレイユもこれに続き、2イニングをパーフェクトに抑え、3つの三振を奪った。

この勝利により、ドミニカ共和国は日曜日の準決勝へと駒を進めた。

アメリカ‐カナダ 5‐3

アメリカはカナダに5-3で勝利し、2026年ワールド・ベースボール・クラシックの準決勝進出を決めた。

アメリカは初回に先制。ボビー・ウィット・ジュニアが四球で出塁すると、アーロン・ジャッジの二塁打で三塁まで進み、カイル・シュワーバーのファーストゴロの間に生還して1点を奪った。

3回、アメリカがリードを3-0に広げる。2本の安打と四球で満塁のチャンスを作ると、アレックス・ブレグマンがサードへゴロを放つ。これを三塁手のアブラハム・トロがダイビングキャッチで止めたが、悪送球となったり、2人がホームに生還した。

6回表、アメリカはブライス・トゥラングとピート・クロウ=アームストロングのタイムリーヒットで得点を重ね、5-0とリードを広げた。

その裏、カナダが反撃し、タイラー・ブラックの適時打と、ボー・ネイラーが放ったライトスタンド2階席への約123メートルの2ランホームランで2点差まで詰め寄った。

7回裏、カナダはノーアウトから2人の走者を出してチャンスを作る。しかし、アメリカのデビッド・ベッドナー投手が立ち直り、ポップフライと連続三振でピンチを無失点で切り抜けた。

勝利投手は、2025年のナショナル・リーグ奪三振王であるローガン・ウェブ。4.2イニングを投げて4安打1四球、5奪三振、無失点の好投。

9日目の試合

3月14日(土)、準決勝進出をかけて、イタリアはプエルトリコと、ベネズエラは日本と激突する。プエルトリコとベネズエラにとっては、2028年ロス五輪の出場権獲得を懸けた負けられない一戦ともなる。

LA2028 予選

2026年のワールド・ベースボール・クラシックは、ロサンゼルス2028大会(LA28)の出場の一部にもなっている。オリンピックの野球競技には6チームが出場予定。アメリカは開催国として既に出場権を持つが、ワールド・ベースボール・クラシックではアメリカ大陸勢上位2チームがオリンピックの出場枠を獲得する。

ドミニカ共和国は今夜、2028年ロサンゼルス五輪への切符を手にした。一方、プエルトリコとベネズエラは明日、それぞれイタリア、日本と対戦する準々決勝で自らの運命を決する。

カバー写真:WBCI/MLB 写真提供:Getty Images

カテゴリー: Baseball Olympic Games 2028 , World Baseball Classic 2026 , オリンピック , オリンピック・野球 , ワールド・ベースボール・クラシック , 野球