WBSC U-18女子ソフトボール2025 アメリカが優勝
アメリカは序盤の2点リードを許した劣勢から逆転し、日本を7-2で破ってWBSC U-18女子ソフトボールワールドカップ5大会連続の優勝を果たした。WBSC U-18女子ソフトボールワールドカップファイナル2025の決勝はペイジ・ウェストラが3打点、アスペン・ボールウェアが3打数2安打を記録して打線を牽引した。マウンドでは、キャロライン・スタントンがリリーフとして3イニングを無失点に抑えて相手打線を封じた。2-0とリードを許したアメリカだが、その後7点を取り返して無失点に抑え、地元オクラホマシティで栄冠を手にした。
世界ランキング2位のアメリカは、このカテゴリーで記録となる5大会連続、そして通算9度目の世界選手権制覇を達成。現在48連勝中であり、過去4回の世界タイトルを無敗で獲得している。カイラ・ホラスヘッドコーチは、「これは、それ以前のすべてのアスリートが築いてきた伝統そのものだと思います。『USA』のユニフォームを身につけているときはその伝統を守り抜かなければなりません。私たちの前にいたすべてのアスリートが、このチームにプレッシャーをかけてくれましたが、私たちはそれを受け入れています」と語った。
この決勝対決は、世界ランキング1位の日本とアメリカがWBSC U-18女子ソフトボール・ワールドカップのタイトルをかけて対決する12回目の機会とった。この勝利により、アメリカは最大のライバルである日本に対し、通算7勝を挙げたことになる。
リリーフとして登板し、4イニングを無失点、5奪三振に抑えた投手キャロライン・スタントンは、「本当に最高です。小さいときからずっと夢見ていましたが、今は信じられないような気分で、本当に幸せです」と語った。
アメリカは、WBSC U-18女子ソフトボールワールドカップの全大会で表彰台に上った唯一の国であり、金メダル9個、銀メダル5個、銅メダル1個の合計15個のメダルを獲得している。一方、日本は唯一2021年にメダルを逃しているが。今大会で14回目の表彰台となった。
ホラスヘッドコーチはまた、「私たちが最初に望んだ最大の目標は、初回を無失点で終えることでした。なぜなら、日本はこの大会の全試合で得点していたからです。これは私たちにとって大きな勢いにつながると感じていました。次に、相手が何をしても、すぐに私たちも反撃すること。そして、チームはその二つのことを実行してくれたと思っています。」と加えた。
1回裏、アメリカはヒットを打たずに四球と2つの死球で満塁とした。しかし、日本の山本心音が土壇場で踏ん張り、ペイジ・ウェストラを三振に打ち取り、二塁へのゴロを打たせてピンチを切り抜けた。
3回表、藤原真優美がライトのフェンス直撃となる三塁打で攻撃の口火を切り、続く野田愛紗が完璧なセーフティバントを決めてノーアウトでランナーを二塁・一塁とした。両走者は、石川まゆはのライト線へのポテンヒットで生還し、日本がアメリカに対して2-0のリードを奪った。
左腕のリリアン・グッドウィンがアメリカの先発を務め、3イニングを投げ、4安打2失点。4回表にスタントンがリリーフで登板し相手打線を完全に封じた。スタントンは「今週ずっと、私たちはお互いを支え合ってきました。だからああいう場面で自分が出て行って仲間を助けるのは、ある意味とても自然なことなんです。だって、仲間たちはどんな時でも必ず私を支えてくれるからこそ、それが力になるんです」と付け加えた。
ホラスヘッドコーチは「2人とも今日は良い投球をしてくれたと思います。相手に対してどう臨むかは事前に考えていて、日本は対応力に優れているので、投手たちにはいくつか調整を加えてもらいました。だからこそ、こちらからも違った見せ方をしていく必要があったんです。その意味でも、2人の投手はしっかり役割を果たしてくれたと思います」と分析した。
「私のプランは当然、相手を攻めること、内角に強い球を投げ込むこと、そして相手に打ち取られるよう仕向けることでした」とスタントンは語った。
アメリカはその直後の回、暴投の間に三塁走者マクレイン・ハドソンがきわどいタイミングで本塁に生還しさらに1点を加えた。大会最後の3点は、6回裏にペイトン・ウェストラが放った走者一掃の二塁打で記録された。
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