東京五輪金メダリストの村上宗隆、MLBホワイトソックスと2年契約
東京五輪金メダリストで、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝メンバーの村上宗隆が、米大リーグ(MLB)のシカゴ・ホワイトソックスと総額3,400万ドル(約53~54億円)の2年契約を結んだ。
入団会見で村上は「ホワイトソックス・ネーションの皆さんは、私の心の中にいます」とコメント。続いて日本語に切り替え、通訳を通して「野球を始めてから今日に至るまで、本当に多くの方々に支えていただきました。その方々の愛情と支えがあったからこそ、今の自分、今の野球選手としての自分があると思っています。これまで関わってくださったすべての方々に心から感謝しています。そして何より、両親に感謝したいです」と語った。
村上はさらに、「このユニフォームに袖を通し、ようやくスタートラインに立てたと感じています。素晴らしいファンの皆さんの前でプレーできることを、大きな名誉であり、心から楽しみにしています。私を信じ、この機会を与えてくれたホワイトソックス球団のすべての皆さんに感謝したいです。目標は、勝つこと、成長し続けること、そして挑み続けることです。持てる力のすべてを、このチームのために尽くします。野球というスポーツの素晴らしさを、グラウンドで表現していきます」と語った。
また、日本のファンにも言葉を向け、「日本で応援してくださったファンの皆様、距離は離れますが、これからも常にかわらず応援してくれると信じています。これからも応援よろしくお願いします。皆さんは常に私の心の中にあります」と述べた。
その後、再び英語に戻り、親指を立てながら「さあ、仕事に取りかかろう」と締めくくった。
2000年生まれの左打ち打者、村上は高校時代から頭角を現し、「肥後のベーブ・ルース」の異名で呼ばれてきた。
2017年に東京ヤクルトスワローズからドラフト指名を受け、2018年にNPBデビュー。
東京五輪で日本の金メダル獲得に貢献した後、2021年にはスワローズを日本一に導き、セ・リーグ最優秀選手(MVP)を受賞。2022年もMVPに選ばれ、王貞治氏のシーズン本塁打記録を更新する56本を放ち三冠王を達成した。同年にはその活躍から生まれた愛称「村神様」が日本の流行語大賞に選ばれた。
2024年にはNPB通算200本塁打に到達した史上最年少選手となった。
NPBでの8年間のキャリアを通じて、村上は毎年2桁本塁打を記録。通算成績は892試合出場で246本塁打、647打点をマークしている。主な守備位置は三塁(696試合)で、一塁や外野での出場経験もある。