WBSC世界ランキング 2025年、アメリカ領サモア、インドネシア、ケニアが躍進
日本、米国、キューバといった従来の野球・ソフトボール強豪国は、2025年のWBSC(世界野球ソフトボール連盟)世界ランキングにおいて、野球(男・女)、ソフトボール(男・女)、ベースボール5の各部門で首位を維持した。一方で、年間を通じて獲得ポイント数や順位の上昇幅という観点では、新たな国々の名前が際立った。
男子野球では、日本(1071ポイント)、米国(994ポイント)、チャイニーズタイペイ(946ポイント)が年間最多ポイントを記録したが、世界ランキング順位の上昇幅ではインドネシアが最も大きく、17ランクアップして54位となった。これに続き、コスタリカとホンジュラスがともに14ランク上昇し、それぞれ39位、44位に。さらにペルーは13ランク上昇し31位となった。
女子野球ではイギリスが15ランク上昇して15位で年を終えた。また、11位のインドネシアは5ランク上昇するとともに、224ポイントを獲得して年間最多ポイントを記録し、5位のベネズエラ(200ポイント)がこれに続いた。
男子ソフトボールでは、タイが9ランク上昇して27位となり、ニカラグアとベリーズがそれぞれ7ランクアップし、31位と37位に入った。一方、ポイント獲得数では、2位のベネズエラが1,318ポイントで最多を記録し、5位の米国(1,064ポイント)、1位の日本(1,019ポイント)が続いた。
女子ソフトボールでは、アメリカ領サモアが初めてWBSCワールドカップに出場し、その結果、女子ソフトボール世界ランキングで22ランク上昇して42位となった。これは5つの世界ランキングすべてを通じて、年間最大の上昇幅となった。22位のシンガポールは17ランク上昇し、アメリカ領ヴァージン諸島は15ランク上げて43位に到達。さらに、17位のブラジルと37位のエルサルバドルはいずれも10ランク順位を上げた。
2025年の女子ソフトボールにおける年間獲得ポイント数では、1位の日本が1,413ポイントでトップとなり、2位の米国(1,267ポイント)、4位のカナダ(1,058ポイント)が続いた。
ベースボール5では、プエルトリコが16ランク上昇して世界ランキング30位となり、年間で最も順位を伸ばした国となった。37位のサウジアラビアは15ランク上昇し、タイは18ランク順位を上げて18位で年を終えた。
また、9位のケニアは1,508ポイントを獲得し、ベースボール5においてだけでなく5つすべての世界ランキングを通じて年間最多ポイントを記録した。これにチュニジア(5位、1,361ポイント)、チャイニーズ・タイペイ(4位、1,271ポイント)が続いた。