ベネズエラがWBC大会9日目に2028ロサンゼルス五輪出場を決定 準決勝でイタリアと対戦へ
14/03/2026 2 記事を読む目安時間

ベネズエラがWBC大会9日目に2028ロサンゼルス五輪出場を決定 準決勝でイタリアと対戦へ

ベネズエラはロサンゼルス2028オリンピック出場権を獲得し、ドジャー・スタジアムで開催される6チームによるオリンピック野球競技にはドミニカ共和国と開催国アメリカ合衆国と共に出場することになる。ワールド・ベースボール・クラシックの準決勝ではイタリアと対戦する。

ベネズエラは準々決勝の最終戦で前回覇者の日本に8-5で勝利し、ワールド・ベースボール・クラシック2026の準決勝進出を決めた(月曜日に準決勝が行われる)。準決勝では、先に行われた準々決勝でプエルトリコに8-6で勝利したイタリアと対戦することになる。 第2準決勝は3月16日(月)午後8時(東部標準時)に行われる。

さらに、ベネズエラはロサンゼルス2028オリンピックの出場権を確保した。ドジャー・スタジアムで行われる6チーム制のオリンピック野球には、ベネズエラのほかドミニカ共和国や開催国アメリカ合衆国も出場する。

ベネズエラは、ドミニカ共和国と共に、アメリカ大陸地域(開催国アメリカを除く)からワールド・ベースボール・クラシックの準決勝に進出した上位2チームとしてオリンピック出場権を獲得した。

ロサンゼルス2028オリンピック(LA28)での野球競技はベネズエラにとってオリンピック野球初出場となる。 ベネズエラは東京2020オリンピックの出場を逃しており、メキシコ・プエブラで行われた最終オリンピック予選でドミニカ共和国に敗れていた。

WBSCプレミア12 2027大会では残りの大陸別出場枠が与えられる。アジア地域から最も上位のチーム、そしてヨーロッパまたはオセアニア地域から最も上位のチームがLA28への出場権を獲得することになる。

さらに、最終予選大会が2028年3月までに開催され、オリンピック野球大会の最後の1チームを決定する予定だ。

ヒューストンのダイキン・パークで土曜日に行われた試合で、イタリア(世界14位)はプエルトリコ(7位)を破り無敗のまま準決勝進出を果たした。イタリアは2つの回で4点ずつ得点して主導権を握り、8回終了時点で8-2とリード。プエルトリコが2点差まで追い上げたが、グレッグ・ワイザートが登板し、サミュエル・アルデゲーリの勝利を5アウトセーブで守った。

準決勝進出は、イタリアにとってワールド・ベースボール・クラシック史上最高成績であり、1998年に自国開催で行われた野球ワールドカップでの4位タイに並ぶ結果となった。

イタリア代表監督のフランシスコ・セルヴェッリは、「今回の成績は私の人生で最も幸せな瞬間のひとつです。私にとって初めてのワールド・ベースボール・クラシックで、準決勝に進出できました。どれだけ嬉しいか想像できるでしょう。次は世界ランキング1位との対戦ですが、私たちの使命は変わりません」と語った。

ワールドベースボールクラシック9日目

プエルトリコ-イタリア6-8スコア
ベネズエラ-日本8-5スコア

準々決勝

イタリア‐プエルトリコ 8‐6

イタリアは初回裏に4点を奪い、プエルトリコの1-0の先制をひっくり返すと、その後はリードを守り切った。先発のサミュエル・アルデゲーリは2失点ながら勝利投手となったが、イタリア代表の勝利のカギはブルペンにあった。ディラン・デルーシアが4回を見事に投げ切り、グレッグ・ワイザートが5アウトのセーブで試合を締めた。

プエルトリコが先制に成功。先頭打者ウィリ・カストロがアルデゲーリの初球を捉えてホームラン。

プエルトリコの右腕セス・ルゴは初回裏に連続で2つの四球を与えた。イタリアは一死後、ヴィニー・パスクァンティーノ、ドミニク・カンゾーネ、ジャック・カリアノーネの3連続単打で3-1とリードを奪い、ルゴは降板した。

さらに、J.J. ドラツィオがジョヴァニ・モランから犠牲フライを放ち、スコアを4-1とした。

2回表、アルデゲーリは2つの四球と死球で満塁のピンチを迎えた。イタリアはブルペンからアレック・ジェイコブを投入。右腕ジェイコブは、最初の打者マーティン・マルドナドに死球を与え、プエルトリコの2点目を許したが、その後は三振とゴロで危機を脱した。

イタリアは4回裏に4得点を入れリードを広げた。先頭のエドゥアルド・リベラは2者を三振で打ち取ったが、ヴィニー・パスクァンティーノとドミニク・カンゾーネに四球を与えた。プエルトリコはルイス・キニョネスをブルペンから投入するも、満塁となった後、アンドリュー・フィッシャーとJ.J. ドラツィオに連続の2点二塁打を許し、イタリアのリードは8-2に広がった。

ブルペンから登板したディラン・デルーシアは4イニングを無失点に抑え、58球でわずか2安打しか許さなかった。

7回表、プエルトリコはアルタヴィラに対し、四球と守備のミスで無死一、三塁のチャンスを作った。しかし、剛速球右腕のアルタヴィラは後続を抑え、ピンチを切り抜けた。

プエルトリコは8回表に再び反撃した。

イタリアの5人目の投手マット・フェスタをカルロス・コルテスが単打で迎えた。フェスタは連続四球で満塁とし、マット・ラ・ソルサに投手交代。左腕ラ・ソルサは二塁での併殺を取ったが、このプレーでコルテスがプエルトリコの3点目を挙げた。さらに一、三塁のランナーを背負った場面で、ソルサはブライアン・トレスに死球を与え、暴投で4点目を許した。その後、クリスチャン・バスケスが右飛で2点タイムリーを放ち、スコアは2点差となった。

イタリアはブルペンからクローザーのグレッグ・ワイザートを投入。ワイザートはウィリ・カストロを三振に仕留め、その後ダレル・ヘルナイズの安打で同点のランナーが一塁に出たが、ノーラン・アレナードを三塁ゴロに打ち取り、ピンチを切り抜けた。

9回表、先頭のカルロス・コルテスが単打で出塁。ワイザートはエマニュエル・リベラを三振に仕留め、続くヘリオット・ラモスとエディ・ロザリオを連続フライアウトに打ち取りイタリアの勝利が決まった。

イタリア代表監督のフランシスコ・セルヴェッリは、「作戦はルゴを攻めることでした。相手には左投手が4人いるのを知っていたので、こちらも左打者を並べました。選手たちは作戦通りに動いてくれました。難しい左投手でしたが、何度も挑戦して打ち取りました。それが勝利につながったのです。計画通り、ルゴを攻め、左打者を並べ、それが勝利につながりました」と語った。

ベネズエラ‐日本 8‐5

ベネズエラは前回優勝チームの日本を8‑5で下してワールド・ベースボール・クラシック2026の準決勝進出を決めた。月曜日にイタリアと対決する。

試合では、ロナルド・アクーニャJr.が山本由伸から試合2球目を右中間スタンドへ約122メートルのホームランで先制。しかし日本はすぐに反撃し大谷翔平が先発の投手から約130メートルのホームランで同点に追いついた。

この試合は、ワールド・ベースボール・クラシックの歴史上初めて、両チームの先頭打者が同じ試合でホームランを放った試合となり、野球界でも最大級のスター同士による歴史的な初回となった。

ベネズエラは2回に再びリードを奪った。エゼキエル・トバルとグレイバー・トーレスが連続で二塁打を放ち、トーレスの打点でトバルを還して2‑1とした。

日本は3回裏に4点の猛攻で勝ち越す。佐藤輝明が源田壮亮の打点で二塁打を放ち、その後森下翔太が3点本塁打を放って5‑2とリードを広げた。

しかしベネズエラは反撃し、マイケル・ガルシアがジャクソン・チュリオが出塁した後、隅田知一郎から約124メートルの本塁打を放ち、日本のリードを5‑4と一点差に縮めた。

互いに点を取り合う展開の中でベネズエラは再び勝ち越した。エゼキエル・トバルとグレイバー・トーレスが出塁した後、ウィリーアー・アブレウが右中間へ約125メートルのなホームランを放ち、南米チームに7‑5のリードをもたらした。 この一打が勝利を決定づける流れとなった。

さらに8回表、ベネズエラは追加点を奪った。トバルが種市篤暉から二塁打を放ち、後に日本投手の牽制送球が中堅方向へそれてしまい、その間にトバルがホームインして得点した。

準決勝の試合

アメリカ合衆国(世界3位)は、ドミニカ共和国(同12位)と3月15日(日)現地時間20:00に最初の準決勝で対戦する。 準々決勝を勝ち上がった両チームの先発予定投手は、アメリカがピッツバーグ・パイレーツの右腕ポール・スキネス、ドミニカ共和国がオークランド・アスレチックスの右腕ルイス・セベリーノと見られている。

第2の準決勝は3月16日(月)現地時間20:00に行われ、イタリアがベネズエラと対戦する。

両準決勝はマイアミのローンデポ・パークで開催される。

対戦表

LA2028予選

2026年のワールド・ベースボール・クラシックは、ロサンゼルス2028オリンピック(LA28)への出場権をかけた予選も兼ねている。 野球競技のオリンピック本大会には6チームが出場する。

開催国としてアメリカ合衆国は既に出場が確定しているため、ワールド・ベースボール・クラシックでアメリカを除くアメリカ大陸の上位2チームもオリンピック本大会の出場権を獲得した。 準決勝進出によって、ドミニカ共和国とベネズエラがLA28出場枠2枠を確保した。

LA28野球競技への残りの出場権を争う予選大会は次の通り。

WBSCプレミア12(2027年11月) 2チーム(アジア1、ヨーロッパ/オセアニア1
2027年に初めて12チームから16チームに拡大されて開催するこのトップレベルの世界大会はでは、アジア最上位のチームと、ヨーロッパまたはオセアニア最上位のチームがLA28オリンピック出場権を獲得する。

最終予選大会(2028年3月までに開催) – 1チーム
最後のオリ

ンピック野球出場枠をかけた最終予選は、6チームによる世界大会で争われる予定。参加チームは以下の通り。

  • 最新のアジア選手権大会で、まだオリンピック出場権を獲得していない上位2チーム
  • 最新のヨーロッパ選手権大会で、まだ出場権を獲得していない上位2チーム
  • 最新のアフリカ選手権大会で、まだ出場権を獲得していない最上位チーム
  • 最新のオセアニア選手権大会で、まだ出場権を獲得していない最上位チーム

カバー写真:WBCI/MLB 写真提供:Getty Images

カテゴリー: Baseball Olympic Games 2028 , Men's Baseball , オリンピック , オリンピック・野球 , ワールド・ベースボール・クラシック , 野球