WBSC執行役員会が開催 新たに3団体の新規加盟を承認 アスリートの権利と責任を強化
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の執行役員会が水曜日にオンラインで行われ、国際野球およびソフトボールのさらなる発展に向けた重要な決定がなされた。
今回の会議で特に注目すべき成果のひとつとして、役員会は3つの新たな加盟団体を承認した。これにより、北朝鮮野球協会(従来の北挑戦野球・ソフトボール協会に代わる組織)およびルクセンブルク野球ソフトボール連盟が新たにWBSCの正規加盟団体として迎えたほか、ネイティブ・ネーションズ(アメリカ)が新たなWBSC準加盟団体として承認された。さらにロシア野球・ソフトボール連盟の統合も正式に承認された。これらすべての新規加盟は、2025年10月16日から18日にタイ・バンコクで開催される第6回WBSC総会での最終承認を経て確定する。
現在、WBSCにはアジア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアの141の国と地域にわたる191の国内連盟(正加盟184、暫定加盟7)および15の準加盟団体が加盟している。
もう一つの重要な進展として、WBSCアスリート委員会が現在進行中の取り組みについて執行理事会に報告した。その中には、アスリートの権利と責任を明確にする提案も含まれている。この文書は、アスリート代表の六角彩子とランドルフ・オドゥバーによって紹介され、最近開催されたIOCアスリートフォーラムの成果を踏まえて作成されたもので、次回の総会で審議される。
提案されるアスリートの権利とは以下の通り。
- いかなる差別も受けることなく、スポーツを練習し、競技に参加すること
- ドーピングや競技操作に対抗し、公正な審判、明確な選考・予選プロセス、公平な競技スケジュールなど、透明性・公平性・クリーンさのあるスポーツ環境にいられるようにすること
この文書には、アスリートの責任についても言及しており、アスリートが以下のような行動を取ることを奨励している。
- オリンピックの価値を尊重し、オリンピズムの基本原則を遵守すること
- スポーツの誠実さを尊重し、ドーピングや競技操作を行わず、クリーンなアスリートとして競技に臨むこと
またこの役員会では、直近で開催された2つのWBSC主催大会、イタリアで行われた「WBSC U-15女子ソフトボール・ワールドカップ」とカナダで開催された「WBSC男子ソフトボールワールドカップファイナル」についても振り返り、優勝を果たした日本(U-15女子)とベネズエラ(男子)に祝意が表された。2025年の大会シーズンには、今後さらに6大会が予定されており、次は7月25日から8月3日まで台南(台湾)にて「ラグザス presents WBSC U-12野球ワールドカップ2025」で開催される。
その他の議題としては、WBSCの活動拡大に伴い内容を更新した新たなWBSC規約の改訂版と2025年度予算および2023〜2024年の損益計算書に関する財務報告書も承認された。いずれも2025年のWBSC総会において正式に提出・審議される予定。
カテゴリー: U-23 野球ワールドカップ , WBSC , 執行委員会