世界野球ソフトボールデー 結束と世界的な発展を象徴 ― WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長が送るメッセージ
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のリッカルド・フラッカーリ会長は、毎年5月10日に行われる世界野球ソフトボールデーの重要性を強調した。特に国際的な野球・ソフトボール界にとって、この日は2014年に国際野球界とソフトボール界が結集してWBSCを設立した歴史的瞬間でもある。
「あの歴史的な決断が協力、発展、そして革新によって切り開かれる新たな時代の礎となりました」とフラッカーリ会長は 「それ以来、野球・ソフトボールは数々の大きな成果を収め、オリンピック競技として復帰を果たすことで、その世界的な魅力を改めて示しました。」とし、
「WBSCプレミア12のようなトップレベルの国際大会は、最高峰の国際競技を示してきました。また、育成への取り組みにより、あらゆる種目や背景を持つ選手たちに新たな機会が広がっています。」と語った。
「同時に、WBSCは競技が進化し続けるための革新も積極的に取り入れてきました。ベースボール5やeベースボールといった新しい形式は、若い世代の関心を集め、新たなコミュニティへの扉を開いています。また、包摂性も重要な柱であり続けており、ブラインドベースボールや難民コミュニティを支援するプログラムなどの取り組みを通じて、誰もがこの競技に触れられる環境づくりが進められています。」
リッカルド・フラッカーリ会長による世界野球ソフトボールデーのメッセージ全文は以下の通り。
- 5月10日の世界野球ソフトボールデーは、すべての国内連盟と所属選手が参加しともに盛り上げることができます。詳細はこちら。
国際野球・ソフトボール界の皆さまへ
世界野球ソフトボールデーに際し、この競技によって結ばれた一つのグローバルコミュニティとして私たちは自分たちが何者であるかを誇りに思います。
2014年5月10日、私たちの競技は歴史的な決断を下しました。
それは、一つの強力な世界連盟として結集することでした。
それ以来、私たちの歩みは結束、発展、そして革新によって形づくられてきました。
私たちはオリンピックの舞台へ復帰し、
プレミア12のような世界最高峰の大会を創設し、
そして、あらゆるレベル・種目において、選手たちの機会を広げてきました。
私たちは、ベースボール5やeベースボールを通じて革新を取り入れる一方で、ブラインドベースボールや世界各地の難民コミュニティを支援するプログラムなどの取り組みを通じて、誰もがこの競技に参加できる環境づくりを進めてきました。
私たちを形づくるもの、それは情熱、チームワーク、敬意、そして結束によって築かれた競技です。
私たちはこれからも前を見据えて歩み続けます。若い世代とのつながりを深め、女性の活躍を後押しし、革新を受け入れ、オリンピック・ムーブメントにおける存在感をさらに高めていきます。
2028年ロサンゼルス五輪を目前に控え、2026年ダカール・ユースオリンピックではベースボール5が輝きを放ち、さらに次回のWBSCプレミア12も開催を控える中、私たちの未来には大きな可能性が広がっています。
今日、野球とソフトボールは、これまで以上につながりを深め、よりインクルーシブで、よりグローバルな競技となっています。
世界野球ソフトボールデーは、単に私たちの成果を称える日ではありません。
これから先に向けた決意を示す日でもあります。
それは、野球・ソフトボールは単なるスポーツではなく、私たちすべてを結びつける共通の情熱だからです。
私たちは一つのチームです。
そして共に、オリンピックの夢を築いていきましょう。
リッカルド・フラッカーリ
WBSC会長