WBSC総会 2025–2029年期の執行役員会メンバーを選出
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)総会は、リカルド・フラッカーリ会長のもとで2025-2029年期を務める執行役員会メンバーを選出した。
2022年7月7日に再選されたリカルド・フラッカーリ会長は、野球、ソフトボール、そしてベースボール5の世界的な発展と強化という使命を推進するため2029年までWBSCを率い続ける。
執行役員会の理事が決定
161の加盟国・地域連盟の投票メンバーが出席する中、総会は以下の執行役員会メンバーを満場一致で承認した。いずれも対立候補がなく無投票で選出された。
- 事務局長:ベンチュウ・ロー(マレーシア)
- 財務:アンジェロ・ヴィチー二(サンマリノ)
- 野球担当副会長:ジェフリー・クー Jr.(台湾)
- ソフトボール担当副会長:クレイグ・クレス(アメリカ)
加えて、代表団はフランチェスコ・リッチ・ビッティ氏のWBSC副会長への指名を承認した。
元テニス選手のリッチ・ビッティは、1999年から2015年まで国際テニス連盟(ITF)の会長を務め、現在は同団体の名誉終身会長の称号を持つ。さらに、イタリアオリンピック委員会(CONI)のメンバーであり、国際オリンピック委員会(IOC)の名誉委員でもある。2013年から2025年までは、夏季オリンピック国際競技連合連盟(ASOIF)の会長も務めた。
無任所理事
総会では、5人の候補者による投票の結果、野球部門の無任所理事3名が新たに選出された。
- ルツィエ・ザヴァダ(チェコ)
- チェン・シュイ(中国)
- アラセリス・レオン(ベネズエラ)
なお、メッテ・ニッセン・ヤコブセン(デンマーク)が代表団へのスピーチの中で立候補を取り下げたため、3人はアーネスト・ダンソ(ガーナ)を抑えて選出された。
一方、ソフトボール部門の無任所理事3人は無投票で選出された。
- 宇津木妙子(日本)— 新たな任期が承認
- ガリバルディ・バティスタ(ドミニカ共和国)
- フアン・レイナルド・ペレス・パルド(キューバ)
アスリート代表
総会は、WBSC執行役員会のアスリート代表4名を承認した。
- ランドルフ・オドゥバー(アルバ、野球)
- 六角彩子(日本、野球)
- ステイシー・ポーター(オーストラリア、ソフトボール)
- ジョッシュ・マックガヴァン(オーストラリア、ソフトボール)
いずれも無投票で選出された。
ポーター氏とマックガヴァン氏の承認に先立ち、WBSC法務委員会は緊急動議を提出し総会で承認された。この動議により、通常「総会で選出される理事会メンバーは、異なる加盟連盟・協会・団体から選出されなければならない」という定款および選挙規則の規定が一時的に免除された。この例外は2025年の選挙総会に限り適用される。
大陸代表
総会は、10名中9名の大陸代表も承認した。
- ポール・セイラ―(米国)– WBSCアメリカ野球代表
- クルノ・カリン(クロアチア)– WBSCヨーロッパ野球代表
- ガブリエル・ワージ(チェコ)– WBSCヨーロッパソフトボール代表
- デビッド・ハインズ(オーストラリア)– WBSCオセアニア野球代表
- レックス・カピル(ニュージーランド)– WBSCオセアニアソフトボール代表
- 山中正竹(日本)– WBSCアジア野球代表
- アート・パンパニットポーン(タイ)– WBSCアジアソフトボール代表
- セーベル・ジェライラ(チュニジア)– WBSCアフリカ野球代表
- ティレロ・ムココマニ(ボツワナ)– WBSCアフリカソフトボール代表
WBSCアメリカソフトボール代表は2025年11月に選出予定。
未来を見据えたリーダーシップチーム
新たに選出されたWBSC執行役員会(2025–2029)は、世界的多様性、ガバナンスの卓越性、アスリート代表性へのコミットメントを反映している。フラッカーリ会長の継続的な指揮のもと、WBSCは革新性、包摂性、国際協力という強固な基盤をもとに、世界中の野球、ソフトボール、ベースボール5の未来を形作っていく。
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