WBSC、スポーツレーダーおよびグリーン・フューチャー・プロジェクトとの契約を更新
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、主要なインテグリティ・パートナーであるスポートレーダーおよびグリーン・フューチャー・プロジェクトとの重要な契約延長を発表した。
WBSCとスポートレーダーは、2022年に最初の契約を発表して以来パートナー関係にあり、スポートレーダーは、不審な賭博行動を監視する同社のユニバーサル不正検知システム(UFDS)AI を通じて、WBSC主催の国際大会における競技操作防止のためのツールを提供してきた。
また、本契約には、個人および団体に対するデューデリジェンス、調査、モニタリングなどを含むインテリジェンスおよび調査サービスについて、必要に応じた価格設定も含まれている。
WBSCによる競技操作防止への取り組みは、オーストラリアン・ベースボール野球リーグで通算350試合出場を達成した国際野球審判員、トレント・トーマス氏が、1月14日にミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックを前に開催されたIOC国際テクニカルオフィシャル(ITO)グローバル・ウェビナーにおいて、競技操作防止(PMC)をテーマに講演を行ったことで、さらに進展した。
WBSCのPMCグローバル・アンバサダーでもあるトーマス氏は、オリンピック大会役員における選考およびその重要性について説明した。このレベルに到達するまでには多大な努力が求められるため、オフィシャルは他者からいかなる影響も受けることなく職務に臨む必要がある。その一環として、公表されていない担当割り当てを明かさない義務も含まれる。
なお、今回の講演は、IOCが国際大会の審判員であり、かつPMCアンバサダーでもある人物を講演者として選んだ初めての事例となった。
一方でWBSCは、二酸化炭素排出量削減への取り組みを支援するため、サステナビリティ・パートナーであるグリーン・フューチャー・プロジェクト(GFP)とのパートナーシップ延長も発表した。
WBSCは2023年1月1日、GFPおよびその戦略パートナーである「ピリオ(Pilio)」と初の協力契約を締結し、植林、森林保全、クリーンで再生可能なエネルギーを生み出すプロジェクトの支援を通じて、自然生態系の回復と保全を目的としたオフセット戦略を実施してきた。
これまでにWBSCは、1,350トンのCO₂排出量を吸収または回避し、合計2.17ヘクタールの保護区域に21,565本の樹木を植林した。これは、再生可能エネルギー生産量に換算すると923,793キロワット時(kWh)に相当する。
WBSCは、スポーツが持続可能性や社会的目標の達成に向けたアンバサダーとなり得ることを示すため、コミュニティに対して環境配慮のモデルを提示することに取り組んでいる。GFPとのパートナーシップによる主要プロジェクトの一つが、タナ川森林再生プロジェクト。2025年初頭には、WBSCがGFPと連携し、2024年カーボンフットプリント報告書を正式に公表した。この報告書は、WBSCにおける主な排出源を明確に特定する診断ツールとして機能し、今後の取り組みの優先順位付けに役立つものとなっている。
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