ロサンゼルス2028への道 野球は残り3枠、ソフトボールは5枠をかけた争いへ
25/03/2026 1 記事を読む目安時間

ロサンゼルス2028への道 野球は残り3枠、ソフトボールは5枠をかけた争いへ

アメリカは開催国として、ロサンゼルス・オリンピックの野球とソフトボールの両種目ですでに出場権を獲得し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でドミニカ共和国とベネズエラが出場枠を手にした。次のオリンピック野球の予選は2027年の第4回 WBSC プレミア12となる。

2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が、全競技に先駆けてロサンゼルス2028オリンピックへの予選プロセスを開始した。ドジャー・スタジアムで行われる6チーム編成のオリンピック野球競技に向け、残り3枠をどのチームが手にするのかそのエキサイティングな道のりが幕を開けた。

WBCで新の世界王者ベネズエラ(世界ランク5位)と、ドミニカ共和国(12位)が男子野球オリンピックの2つの出場枠を獲得した。この枠はアメリカ大陸を代表するナショナルチームの中のWBC上位2チームに与えられるもの。両チームは準決勝に進出したことでオリンピックへの切符を確定した。準々決勝では、ドミニカ共和国が韓国(世界4位)に大勝し、ベネズエラは前回大会の覇者であり日本(同1位)を破る番狂わせを演じた。

ドミニカ共和国の快進撃は、白熱した準決勝の末にアメリカ(同3位)に敗れたことで幕を閉じた。一方、ベネズエラは準決勝でイタリア(同14位)を撃破。さらに、決勝戦で開催国アメリカをも破り、頂点に立った。

アメリカは開催国としてすでにロサンゼルス2028大会への出場権を手にしている。

次の予選 WBSCプレミア12 2027

次のオリンピック野球の予選となるのは2027年の「WBSC プレミア12」だ。今大会からは16チーム編成へと規模が拡大され、オリンピックへの直接的な出場権に関わる重要な大会となる。

2026年にはWBSC プレミア12 2027の予選が開催されるため、一部の国々にとっては、ロサンゼルス2028への道が今年後半から早くも動き出すことになる。

2027年のプレミア12では、以下の2枠が与えられる。

  • アジア勢の最上位チーム
  • ヨーロッパまたはオセアニアの最上位チーム

アジア勢は、日本をはじめチャイニーズ・タイペイ(同2位)、そして韓国と、いずれもオリンピックでのメダル獲得経験を持つ強力な顔ぶれが揃っている。中国(同17位)は11月26日から28日まで中山市で開催される4チーム編成のプレミア12 2027予選(全2会場)のうちの1つを開催する。

ヨーロッパとオセアニアでは、オランダ(同9位)やオーストラリア(11位)といった伝統的な強豪が、出場権争いの中心となる。イタリア(同14位)、チェコ(15位)、ドイツ(18位)、イギリス(19位)、そしてスペイン(24位)はプレミア12 2027の予選に出場予定。もう一方の予選大会はスペインのバルセロナで10月9日から11日まで開催される。

チェコ、ドイツ、イギリスにとって、もし本大会への出場権を手にすれば歴史的なオリンピック初出場となる。

2028最終予選大会 6チームにとって最後のチャンス

遅くとも2028年3月までに開催される6チーム編成のオリンピック最終予選において、男子野球の最後(6番目)の出場枠が争われる。

参加チームの内訳は以下の通り。

  • アジア選手権(最新大会)の上位2チーム(すでに出場権を得ているチームを除く)
  • ヨーロッパ選手権(最新大会)の上位2チーム(すでに出場権を得ているチームを除く)
  • アフリカ王者
  • オセアニア選手権(最新大会)の最上位チーム(すでに出場権を得ているチームを除く)

Road to LA28

ソフトボール予選

オリンピック開催国アメリカ(世界2位)は、現時点でロサンゼルス2028オリンピックの女子ソフトボール競技への出場が確定している唯一のチームだ。残る5つの枠を巡る争いが繰り広げられることになる。

2027年4月:WBSC女子ソフトボールワールドカップ・ファイナル(1枠)

 ロサンゼルス2028ソフトボール競技の出場権を獲得する最初のチャンスは、2027年のWBSC女子ソフトボールワールドカップ・ファイナルとなります。ここで(まだ出場権を得ていないチームの中で)最上位となったチームが、ロサンゼルスへの切符を手にする。

2027年:3つの大陸別予選大会(3枠) 

アジア(4)/オセアニア(2)、ヨーロッパ(5)/アフリカ(1)、そしてアメリカ大陸(6)の計3つの大陸別予選(各6チーム編成)が開催され、それぞれ1チームずつがロサンゼルス2028への出場権を獲得する。※カッコ内の数字は予選出場チーム数(開催国も含む)。

2028年3月まで 最終予選大会(1枠) 

アジア・オセアニア、ヨーロッパ・アフリカ、およびアメリカ大陸の各大陸別予選で2位と3位になったチームがこの最終予選大会に参加し、ここで優勝したチームがロサンゼルス2028ソフトボール競技の最後の一枠を手にする。

Road to LA28 - Softball

WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は、「ロサンゼルス2028オリンピックの予選システムは、卓越性、普遍性、そして世界最高水準の大会を目指すという我々の決意を反映したものです。最高峰の国際大会と、明確な大陸別ルートを組み合わせることで、あらゆる地域のトップレベルの野球・ソフトボールチームが、LA28への出場権を獲得できる公平な機会を確保しました。」とし、さらに

「このロサンゼルス2028への道は、国際的な野球・ソフトボールが持つ世界的な強さ、多様性、そして人気を証明するものとなるでしょう。我々は、素晴らしいオリンピック大会を実現するために、各国の連盟やステークホルダー、国内オリンピック委員会(NOC)、そして国際オリンピック委員会(IOC)と密接に連携していくことを楽しみにしています」と語った。

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