世界ランキング最新版が発表 ワールド・ベースボール・クラシック優勝でベネズエラが上位4チームとの差を縮める
【スイス・プーリー】 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、最新の男子野球世界ランキングを発表した。先ごろ終了したワールド・ベースボール・クラシック(MLBとメジャーリーグベースボール選手会が主催するWBSC最高峰大会)の成績が反映され、上位5位の争いは一層激しくなっている。
日本は6,337ポイントで依然として世界ランキングのトップをキープ(2025年12月31日時点の6,676ポイントから339ポイント減少)。次いで2位チャイニーズタイペイ(5,302)、3位アメリカ合衆国(4,357)、4位韓国(4,239)と続いている。史上初のタイトルを獲得した新たな世界王者ベネズエラは3,992ポイントで5位に入り、日本とのポイント差を以前の3,023ポイントから2,345ポイントに、さらに4位の韓国との差も539ポイントから247ポイントに縮めた。
国際的な成績の重要な指標として機能しているWBSC世界ランキングは、U‑12からU‑23、そしてエリートまでの主要な世界大会や大陸大会における過去4年間の成績から計算してその国の競技力を測定するもの。これはWBSC規約第4.1.17条に記載されているように世界中のナショナルチームの成績を客観的に評価し、あらゆるレベルでの競技力向上を促進するよう設計されている。
今回のWBSC男子野球世界ランキング最新版では、2026年のワールド・ベースボール・クラシックの結果が反映され、2023年の大会で付与されたポイントから置き換えられた。この大会では参加全チームにポイントが割り当てられ、優勝チームには最大1,000ポイントに加えて150ポイントのボーナスが付与され、最終順位全体でバランスの取れた配分が行われている。
ベネズエラは優勝により1,150ポイントを獲得し、これに続いてアメリカ(953ポイント)、ドミニカ共和国(905ポイント)、イタリア(858ポイント)が続いており、大会を通じて競争力のある戦いが繰り広げられたことがわかる。
ランキングでは、プエルトリコ(3,298ポイント)が6位に上昇し、7位のメキシコ(3,227ポイント)を抜いた。オーストラリアはトップ10内で最も顕著な躍進を見せて9位(2,425ポイント)にランクアップし、オランダ(2,358ポイント)を上回った。ドミニカ共和国も順位を上げて11位(2,334ポイント)、キューバは12位(2,291ポイント)に後退した。
トップ20全体でも順位の変動が続き、国際野球の競争力の高まりを示している。ニカラグアは15位、チェコ(1,255ポイント)が16位、ドイツ(996ポイント)が17位に上昇した。これに続き、中国(894ポイント)、カナダ(886ポイント)、イギリス(880ポイント)が僅差で迫っている。
合わせてオリンピック5大陸85の男子野球プログラムがWBSC世界ランキングにランクインしており、野球の世界的な広がりが示されている。
ランキング全体とその算出方法はrankings.wbsc.orgより参照可能。
ワールド・ベースボール・クラシック2026 – 最終順位
1. ベネズエラ - 1,150 pts.
2. アメリカ - 953 pts.
3. ドミニカ共和国 - 905 pts.
4. イタリア - 858 pts.
5. 日本 - 811 pts.
6. カナダ - 763 pts.
7. プエルトリコ - 716 pts.
8. 韓国 - 668 pts.
9. オーストラリア - 621 pts.
10. キューバ - 574 pts.
11. メキシコ - 526 pts.
12. イスラエル - 479 pts.
13. チャイニーズタイペイ - 432 pts.
14. コロンビア - 384 pts.
15. イギリス - 337 pts.
16. オランダ - 289 pts.
17. パナマ - 242 pts.
18. ニカラグア - 195 pts.
19. チェコ - 147 pts.
20. ブラジル - 100 pts.