女子野球ワールドカップのスター、オリビア・ピチャード ディビジョン1大学野球で史上初の女子選手登板
女子野球ワールドカップのスター、オリビア・ピチャードは2026年4月25日(土)、NCAAディビジョン1の野球試合で女子選手として初めて登板した選手となり歴史を刻んだ。ピチャードはブラウン大学がコーネル大学に16対4でリードしている場面でマウンドに上がり、対戦した唯一の打者を遊撃へのゴロに打ち取った。
2004年2月26日にニューヨーク州クイーンズで生まれたピチャードは、2022年6月に女子野球米国代表の投手としてカナダ(世界ランク3位)との親善シリーズでデビュー。その後、2023年の女子野球ワールドカップグループステージに米国代表として出場し、2024年のワールドカップファイナルでは銀メダル獲得に貢献した。
ピチャードはNCAAディビジョン1の野球ロースターに登録された初の女子学生アスリートでもある。ロードアイランド州プロビデンスのブラウン大学は2022年11月、彼女が2023年チーム入りしたことを発表していた。
2023年3月17日、ピチャードはディビジョン1の試合に出場した初の女性選手となった。ブライトン大学戦で代打として出場した。2024年4月6日には、大学で初得点を記録した。
オリビアは2つの異なる大学夏季リーグでプレーしている。2023年にはハンプトンズ・カレッジリーグ(HCBL)のサグ・ハーバー・ホエーラーズで21試合に出場し、外野3ポジションすべてを守った。また救援投手として3試合に登板している。
翌シーズンにはプロスペクトリーグのデュボワ・カウンティ・ボンバーズで16試合に出場し、主に右翼手としてプレーした。さらに、メジャーリーグベースボール(MLB)のニューヨーク・メッツでアマチュアスカウト部門のインターンも務めた。
内野手のジュリー・クルトーは、1989年にセント・メアリーズ大学のチームに選ばれ、大学野球でプレーした初の女性選手となった。その後、NCAAの野球で初めて女性コーチとなった人物でもある。
捕手のアレクシア・ジョージ(セント・エリザベス大学)は2019年に米国女子代表としてプレーし、投手のアリ・シュローダー(バンクーバーアイランド大学)は2018年の女子野球ワールドカップでカナダ代表として出場しており、2022年シーズンにそれぞれ進学・所属を決めた。
「Baseball for All」によると、ピチャルド以前にも大学野球でプレーした女性選手は16人いるという。しかし、そのいずれもディビジョン1レベルでの出場経験はない。
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