アメリカ、チャイニーズタイペイ、日本が「ワールド・カレッジ・ベースボール・チャンピオンシップ」開催へ
USA Baseball、中華民国野球協会(CTBA))、全日本大学野球連盟(JUBF)は、「ワールド・カレッジ・ベースボール・チャンピオンシップ」の共同創設を発表した。第1回大会は2026年7月11日から15日まで、台中市(TPE)の台中市インターコンチネンタル野球場で開催される。
ワイルドカードを獲得した世界ランキング4位の韓国は、世界ランキング1位の日本、2位のチャイニーズタイペイ、3位の米国とともに、第1回大会に出場する。
グループリーグ(7月11日~13日)の結果により順位と準決勝の対戦カード(7月14日に1位チーム対4位チーム、2位チーム対3位チーム)が決定し、準決勝の勝者が7月15日にタイトルをかけて競い合う。
創設連盟であるUSA Baseball、中華民国野球協会、全日本大学野球連盟が毎年大会に出場するのに加え、4番目のチームは開催国が選出するワイルドカードチームとなる。開催国とワイルドカードチームは毎年交代する。今年の開催国であるチャイニーズタイペイは、韓国野球ソフトボール協会(KBSA)を代表とする韓国をワイルドカードチームとして招待した。
本大会は3つの連盟間で持ち回りで開催されることになっており、2027年には米国がノースカロライナ州ケーリーのナショナル・トレーニング・コンプレックスで、2028年には日本が開催する予だ。創設連盟は、2027年と2028年の大会日程、およびワイルドカード枠について、後日発表する。
「この新設大会の初代開催地となれたことを大変嬉しく思います。非常にレベルの高い、競争力のあるトーナメントになることが期待されます」と、中華民国野球教会のリチャード・リン事務総長は述べた。「この新大会の主な目的は、優秀な大学生選手たちが国際舞台で競い合い、才能を発揮できる場を提供することです。そうすることで、彼らの野球人生にとって貴重な経験となるに違いありません。」
「これは、大学代表チームが第1回ワールド・カレッジ・ベースボール・チャンピオンシップに出場することで、国際大会の舞台に復帰できる素晴らしい機会です」と、USAベースボールのエグゼクティブディレクター兼CEOであるポール・セイラー氏は述べた。「他の国際連盟と協力してこの大会を創設した私たちの目標は、各チームに最高レベルの競技機会を提供し、優勝獲得を目指して競っていただくことでした。この大会はまさにそれを実現するものです。私たちは、この大会が今後何年にもわたって国際野球界の主要イベントになると期待しており、今年は台湾で米国代表として出場するだけでなく、2027年にはナショナルトレーニングコンプレックスで大会を開催できることを楽しみにしています。」
「この機会を大変嬉しく思っており、本大会は大学野球選手にとってかけがえのない舞台となり、将来のキャリアにおける重要な足がかりとなるものと確信しています。このようなハイレベルな国際大会で経験を積むことは、非常に大きな意義があります」と、全日本大学野球連盟の内藤雅之事務局長は述べた。「大会の実現にご尽力いただいた米国、そして初開催地として選ばれた台湾に心より感謝申し上げます。」
ワールド・カレッジ・ベースボール・チャンピオンシップの出場4チームは、全てFISU ワールドユニバーシティゲームズ でメダルを獲得したチームだ。国際大学スポーツ連盟(FISU)は、2002年にイタリアのメッシーナで世界大学野球選手権大会を創設した。国際野球連盟(IBAF、2014年に国際ソフトボール連盟(ISF)と合併してWBSCを設立)は、2010年大会までこの大会を公認していた。
最多優勝はアメリカで3回(2004年、2006年、2008年)、次いでキューバ(2002年、2010年)、日本(2018年)となっている。アメリカは2位も2回(2002年、2010年)獲得しており、日本は2位を2回(2004年、2008年)と3位2回(2002年、2010年)を獲得している。チャイニーズタイペイは2006年と2018年に2位、2008年に3位を獲得した。韓国は2018年に3位を獲得した。
アメリカは過去50年間にわたり、大学レベルでチャイニーズタイペイと日本と直接対決する親善シリーズを長年続けてきた。日米大学野球選手権大会は1972年に始まり、45回開催されている。一方、アメリカ対チャイニーズタイペイ国際親善シリーズは1987年に導入され、21回開催されている。3つの連盟からは、アレックス・ブレグマン(アメリカ野球)、Lin, An-Ko (中華民国野球協会)、カイル・シュワーバー(アメリカ)、Sung, Chia-Hao(中華民国野球協会)、森下翔太(全日本大学野球連盟)、菅野智之(全日本大学野球連盟)など、多くの著名な選手がプロ野球選手に転身している。ブレグマン、シュワーバー、森下はメジャーリーグベースボール(MLB)でプレーしており、Lin、菅野、は日本プロ野球(NPB)でプレーしている。ブレグマン、Lin、シュワーバー、菅野、森下は、2026年のワールドベースボールクラシックでそれぞれの国を代表してプレーした。
さらに、創設連盟である3つの連盟は、1987年以来、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)ワールドカップのユースレベルで数え切れないほど対戦してきている。このように国際舞台で各国間に深い繋がりが築かれていることから、この大会は大学レベルの選手たちが毎年、ハイレベルな大会形式で競い合う機会を提供するものとなっている。